屋上床配筋工事に差し掛かっています。
配筋の前に、断熱材(上記写真の水色)を敷き込みます。
最上階の室内は、下階の室内温度より高くなります。
それは、屋上床スラブへの太陽光の蓄熱作用が大きい為に、
その蓄えられた熱が深夜などに放熱される現象が起こるからです。
少しでも輻射熱によって室温の上昇を防ぐ為に断熱材を敷き込んでいます。
さらに、屋上防水材料を遮熱断熱効果の高いものを選んでおり、
室温の上昇を出来るだけ緩和しています。
これは、Pコン(プラスチックのコーン)跡です。
型枠を取り外すと表れ、規則正しい間隔で配置されています。
こだわる建築家は、表面に出てくる釘跡まで指定します。
今回は、コンクリート化粧打放し仕上げではなく、外壁塗装仕上げです。
Pコンはコンクリートを流し込む型枠を一定の形に保つ為に使用されるものです。
コンクリートの壁を構築する為には、コンクリートの形を決める為の型枠が必要であり、
打設時の側圧に耐えるように合板で形成された型枠の外側から金属パイプなどで
補強をします。その金属パイプを合板と密着させたり、型枠の内法間隔を一定に
維持することを目的としてセパレーターという治具を使用します。
そのセパレータの合板と接する部分に使用するのが、Pコンです。
Pコンは円錐台型をしていて、合板に接しており、コンクリートが固まってから
取り外しをします。
その取り外した跡がPコン跡と呼び、コンクリートの仕上げ面に残るのです。
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